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三国山
【みくにやま】


津久井郡藤野町・山梨県北都留郡上野原町・東京都西多摩郡檜原(ひのはら)村の境にある山。標高980m。小仏層群の砂岩・頁岩・粘板岩からなる。県北端にあり,山頂が相模・武蔵・甲斐の3国の境界であることより名づけられた。江戸期につけられた名で,全国的に多い山名である。山頂には3国境を表示する古い石標があり,笠松と呼ばれるマツの大木がある。別名三国峠とも呼び3国に通じる道路があった(新編相模)。ふもとには日本武尊にゆかりのある石楯尾神社がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7069109