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雷峠
【いかずちとうげ】


関川峠ともいう。岩船郡山北(さんぽく)町雷と山形県温海町関川の境にある峠。標高305m。この峠は越後・出羽両国の交流の要路として利用された。現在は新道が開設されて自動車の通行も可能となり,県境を越えての交流が行われている。雷は鶴岡への間道の宿場で口留場所が置かれた。また,国重要民俗資料のシナ布織が古くから伝えられ,地域産業育成を目指して県のふるさと村建設整備モデル事業の指定を受け,シナノ木団地の造成が進められている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7070151