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鵜川
【うかわ】


柏崎平野の西端を北流する2級河川。流長24.6km。米山山塊の南,尾神岳の柏崎市側の東麓に源を発し,女谷・野田の両盆地などを経て市街地の西,鯨波地区海岸で日本海に注ぐ。川の名の由来は,「白川風土記」によると,鵜萱草葺不合命が九州から当地へ来た時,大好きな鵜が川に群棲していたため漸時滞在した伝承によるといい,市内宮場町に命を祀る鵜川神社がある。河口付近にはかつて川を大きく曲流させていた海岸砂丘があったが,度重なる中流部の洪水防止のため,昭和59年,激甚災害特別措置法の適用による短絡工事が施工完了した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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