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沖見峠
【おきみとうげ】


東頸城(ひがしくびき)郡牧村樫谷と大月を結ぶ峠。標高約295m。東頸城丘陵西部にあり,関川の支流飯田川の分流樫谷川と,同じく保倉川の分流高谷川流城の小分水嶺をなす。標高は低いが峠付近からは高田平野や日本海などの展望がよく,沖見峠や旧沖見村などの地名が生まれた。旧牧村から旧沖見村を経て安塚町に抜ける街道の要地を占め,峠は地滑り跡地を利用した棚田と棚田の間の不動地の小さな尾根上にある。昭和51年峠の頂上付近に上越天文教育牧村観測所(通称沖見天文台)が,個人により設置された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7071391