芝原峠
【しばはらとうげ】
南魚沼郡湯沢町市街地の南西にある峠。標高712.3m。三国街道が通った。六日町盆地と清津川の谷を結ぶ魚沼丘陵の峠で,清津川沿いに山中三宿と称される三俣・浅貝・二居の3集落があり,八木沢には口留番所,三俣には脇本陣の池田屋(県史跡)があった。三俣集落は三俣高原スキー場が開発されてから民宿となっている。峠直下に国道7号の芝原トンネルが開削され,峠道は利用されなくなった。峠南方には天正6年上杉景勝築造の荒戸城跡がある。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7073810 |