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一の越
【いちのこし】


中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町,立山の主峰雄山(おやま)と浄土(じようど)山の間にある峠。標高2,680m。立山(雄山)登拝の表参道となっている。立山開山伝説では,立山の形を仏の姿になぞらえて,膝を一の越,腰を二の越,肩を三の越,首を四の越,頭を五の越としたとある。ここから東一の越を経て黒部峡谷に至るルートは,黒部ダム建設の資材を運搬した道である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7079889