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内蔵ノ助谷
【くらのすけだん】


中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町にある黒部川左岸の支谷。富士の折立(ふじのおりたて)と真砂(まさご)岳に発して東流し,内蔵助平(くらのすけだいら)で南流に転じ,黒部別山(くろべべつさん)と丸山の間の破砕帯を抜けて黒部川に合流する。上流に氷河地形のカール(圏谷)とモレイン(堆石)があることで有名。また,佐々成政が信州への往来に利用したと伝える。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7081200