長次郎谷
【ちょうじろうだん】
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中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町にある剣沢(黒部川の支流)左岸の支谷。流長2.5km。剣岳の東斜面にあって,源頭から剣沢との出会いまで雪渓で,谷底の現れることはない。明治42年に吉田孫四郎らを案内して踏破した宇治長次郎にちなんで命名。剣岳頂上から池ノ平へ抜ける場合の下山コースとして,また右岸の源治郎尾根,左岸の八ツ峰へのアプローチとしてにぎわう。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7082720 |