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東又谷
【ひのまただん】


日ノ又谷とも書く。魚津(うおづ)市最南部,片貝(かたかい)川上流の支谷。「大路水経」には「日又川,川筋凡四里」とある。長さ約7.1km。立山(たてやま)連峰の北部にある毛勝(けかつ)山北面の北又谷(きたまただん)・滝倉谷(たきくらだん)・阿部木谷(あぶきだん)などの水を集めて流れ,南又谷(みなみまただん)と合して片貝川となる。かつて山麓の片貝谷村の人々が宇奈月(うなづき)町の西鐘釣(かねつり)温泉に通うのに利用した。谷の途中に三階棚(さんがいだな)滝があり,峡谷も美しいが登る人は少ない。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7083979