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竜口谷
【りゅうこうだに】


東礪波(ひがしとなみ)郡利賀(とが)村を北流する百瀬(ももせ)川の支谷。流長約4km。霊峰とされる金剛堂(こんごうどう)山(1,637.9m)北辺に源を発し,なぎの谷・だし谷・どうぐら谷などの多数の小谷の水を集め,上百瀬で百瀬川に合流する。この谷の奥に「じゃぬけの谷」というところがあり,そこで竜が暴れるため,わずかの降雨でも水量が急増して濁流となるので,竜口谷と命名されたという説話がある。平時は水清く豊かで,イワナの生息に適している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7085205