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崎山川
【さきやまがわ】


七尾市東北端の崎山半島南部から北流,富山湾に注ぐ。2級河川。流長4.9km・流域面積9.5km(^2)。沢野町松尾地区の南側山地に源を発し,松尾・上沢(うわそ)・殿・岡を経て,上湯川(かみゆがわ)で,中村・栢戸(かやど)からの支流を合流し,大坪・下湯川・山崎・中浦・川尻を経て鵜浦に注ぐ。流路に沿い各集落はほぼ一定の距離で並び,谷底は水田化され,斜面は畑地として利用。山崎地区から下流の河谷平野は土地改良事業が進み,水田化されている。丘陵は微細に開析されているが,本流を除いて水量に乏しく,水源確保のため,溜池やかぶり池を造って利用している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7087295