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甚之助谷
【じんのすけだに】


牛首川の上流柳谷川の支谷。白山弥陀ケ原を水源として南西に延び,途中で南竜ケ馬場(みなみりようがばば)に水源をもつ竜川を合わせ,別当出合(べつとうであい)で別当谷と合して柳谷川となる。別当出合は白山登山の基地で,ここまでバスの便があり,別当谷と甚之助谷の間にある尾根は,砂防新道として白山登山者の最も多い登山道。手取統の砂岩・礫岩・頁岩からなり,崩壊が激しく,いたるところに砂防堰堤が建設されている。登山道途中には甚之助ヒュッテがある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7087737