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瀬波川
【せなみがわ】


富山県境の奈良岳(標高1,644.3m)・大笠山(標高1,821.8m)を水源として西流し,吉野谷(よしのだに)村市原で手取川に合流する手取川の支川。1級河川。流長7.6km。両岸は絶壁をなす所が多く,黒谷・大ザクレ谷・松尾谷・ナメリ谷・エイ谷・瀬波倉谷など多くの支谷をもつが,いずれも谷は短い。合流点の約700m上流に瀬波集落があるだけで,流水は松尾山(標高1,162.9m)から西に延びるエイ谷との合流点付近で取水され,北陸電力市原発電所に利用される。国道157号には瀬波橋が架かる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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