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能登双見
【のとふたみ】


単に双見ともいい,二見とも書く。珠洲(すず)市東北端に近い狼煙(のろし)新町地内南端にある2つの島の総称。島名の由来は,伊勢二見に似ていることにちなみ,昭和10年頃から能登双見といわれるようになったという。中新世初期の両輝安山岩からなる(石川県の自然環境)。大きい島は鵜島(うしま)(周囲約150m・標高約30m)といわれ,鵜が巣をつくるほか,オニユリが群生する。昭和15年頃まで金毘羅が祀ってあったが,流失することが多く他に移した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7089018