100辞書・辞典一括検索

JLogos

11

別当谷
【べっとうだに】


手取川の上流柳谷川の支谷。白山弥陀ケ原よりほぼ南西に延びる谷で,別当出合(べつとうであい)で柳谷川に注ぐ。中生代手取層で風化が激しく,いたるところにガレ場があり,白山登山道もしばしば途絶する。別当出合は白山登山の基地で,ここから別当谷の吊橋を渡って左岸,尾根筋を通る砂防新道と,右岸,尾根筋へ登る観光新道に分かれる。両道は谷奥で再び合するが,両道合流点近くには黒ボコ岩と呼ぶ巨岩があり,登山の際,目標となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7089582