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見附島
【みつけじま】


見付島とも書く。島の形が軍艦に似ているため,別名軍艦島とも呼ばれる。珠洲(すず)市南寄り,鵜飼海岸(着崎(つきざき)海岸)の南東200~300mにある小島。周囲400m・標高28m・面積1,147m(^2)。珠洲地方に広く分布する新第三紀珪藻泥岩からなる。弘法大師(空海)が佐渡島から能登へ渡った時,最初に見つけた島だという伝承がある。島上には見附神社があり,クロマツ・シイ・タモ・エゾイタドリなど寒暖両系の植物が分布。カラス・ウなどの生息地となっている。能登線鵜飼駅から徒歩10分で,付近一帯には海水浴場・キャンプ場・国民宿舎などの諸施設が整備され,能登内浦を代表する観光地。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7089951