宮谷川
【みやだにがわ】
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白山釈迦(はくさんしやか)岳(標高2,053m)西方を水源として西南西に流れ,牛首川に合流する支川。途中,ナナコバ山(標高1,504m)南方より延びるカナキ谷を合する。1級河川。流長4.5km。谷筋には中生代白亜紀の赤岩砂岩・礫岩層が露出する。合流点近くの右岸には以前出作小屋が点在していたが,経済変動により,昭和36年の北美濃地震以後,姿を消した。牛首川本流の合流点から約800m下方に百万貫岩と呼ばれる縦17m・横15m・高さ15mの巨岩があり,主要地方道白山公園線からもよく見えるが,昭和9年の大洪水の際,宮谷川から押し出されたものという。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7090055 |