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御神島
【おんかみじま】


三方郡三方町常神,常神半島の先端から約500m西にある島。面積約0.4km(^2),標高195m。神功皇后が三韓出兵の折,暴風雨を島に避けたと伝えられ,皇后を祀った常神社は現在常神にあるが,寛和2年から約120年間島にあり,島名の由来となる。海食崖をめぐらし,西岸では高さ100mに達する。うっそうとした照葉樹林に覆われ,林冠にスダジイ,林間にヤブツバキ,林床にホソバカナワラビが卓越する群落型は若狭湾でも珍しいもの。南端に常神の大型定置網漁場がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7091679