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木地山峠
【きじやまとうげ】


木地上(きじがみ)峠ともいう。勝山市北谷町中野俣(なかのまた)の池ケ原地籍と石川県小松市新保町との間の峠道。標高は約930m。峠名の由来は不明,あるいは木地師にかかわるか。滝波川の支流杉山川の谷から,石川県の大日川(手取川支流)の谷へ向かう間道が越えた。豊原寺(丸岡町豊原)からの白山禅定道にあたり,木地上はいわゆる雉子神で,白山信仰の泰澄関係の地名と思われる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7092096