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木ノ芽川
【きのめがわ】


敦賀市東部を流れる笙ノ川(しょうのかわ)の支流。流程約12.3km。川の名は木ノ芽峠付近に源を発することによるか。上流は山間にやや広い谷をもつが,中流は峡谷となる。西谷川を合わせる谷口・井川付近から平野に出て,市街地の南を流れ,昭和町付近で笙ノ川本流に合流する。敦賀駅裏の低湿地は第2次大戦後工場群が立地した。文化4年の5月と9月の洪水が近隣の村々に大きな被害を与えたため,新川の工事がすすめられ10年後に完成。北陸自動車道下付近に,かつての古川跡が残っている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7092212