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杉峠
【すぎとうげ】


打波川の上流,大野市上打波の小池と石川県白峰村白峰の三ツ谷との間の峠。標高約1,320m。峠名の由来は不明。上小池から背後の尾根筋を登って達する。峠から北も尾根を通って三ツ谷川へ下り,市ノ瀬の下流で手取川の谷に至る。小池は石川県側からの出作りが明治以降定住したもので,近世初め以来峠を越えて人と物資の交流がみられた。小池では木鋤など木製品を生産し,大野などに移出した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7093346