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甲川
【かぶとがわ】


兜川とも書く。八ケ岳権現岳の南東にある兜岩付近に源を発する。流長19.65km。八ケ岳高原地帯を流下したのちに裾野の北巨摩(きたこま)郡大泉村西井出東方を南流,さらに同郡高根町五町田(ごちようだ)から同町上黒沢・下黒沢を経て,同郡須玉町若神子(わかみこ)の南方で鳩川に合流する。明治7年に旧五町田・上黒沢・下黒沢の3か村が合併し,その当時村の中央部を流れた兜川の名称をとって甲村と改称された。以後,甲川となった。古くから村内では当河川の水を引いて灌漑用水に利用してきた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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