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峡西
【きょうさい】


近代の汎称。峡(かい)の西部の意味で,中巨摩(なかこま)郡の釜無川以西を指す。御勅使(みだい)川扇状地の原七郷などの常襲旱魃地帯も,昭和35年完成の野呂川上水道や同41~48年の釜無川右岸土地改良事業によって,峡東と並ぶモモ・サクランボ・スモモなどの果樹園化が進み,また大規模工場の誘致もあって様相が一変した。峡西広域市町村圏は昭和47年に設定された。昭和45年の人口5万1,318,面積264.44km(^2),白根・櫛形・甲西・若草の4町と八田・芦安の2村の道路網の整備と単独では困難な事務の共同処理を目的としている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7096740