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峡南
【きょうなん】


近代の汎称。峡(かい)の南部の意味で,江戸期までの河内領よりも広く,上九一色(かみくいしき)村を除く西八代(にしやつしろ)郡と南巨摩(みなみこま)郡の全域をいう。市川大門町・中富町西島の和紙,六郷町の印章,南部町の茶などの特産があり,観光地の身延山や県立南アルプス巨摩自然公園・同四尾連(しびれ)湖自然公園は著名である。昭和45年の当地域の人口8万9,055。峡南広域市町村圏は面積1,062km(^2),増穂・鰍沢(かじかざわ)・中富・早川・身延・南部・富沢・三珠(みたま)・市川大門・六郷・下部(しもべ)11町の道路網整備や単独では困難な事務の共同処理などを目的として昭和46年に設定された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7096745