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峡北
【きょうほく】


近代の汎称。峡(かい)の北部の意味で,韮崎(にらさき)市と北巨摩(きたこま)郡一帯をいう。豊富な湧水や江戸初期に開削した朝穂・楯無・徳島の3堰によって県内最大の米産地であり,最近はモモ・ブドウなどの栽培も進められている。峡北広域市町村圏は昭和46年に設定され,昭和45年の人口8万121,面積766.70km(^2),韮崎市と双葉・須玉・高根・長坂・小淵沢・白州(はくしゆう)の6町および明野・大泉・武川(むかわ)の3村の道路網の整備や単独では困難な事務の共同処理などを目的としており,八ケ岳中信高原国定公園と南アルプス国立公園もこの地域にかかっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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