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山伏峠
【やまぶしとうげ】


南都留(みなみつる)郡道志(どうし)村と山中湖村との境にある峠。富士北麓,山中湖北東部で道志山地と丹沢山地が接近,小稜線で連なり,この稜線上の鞍部。標高1,160m。主要地方道山中津久井線が峠の下方をトンネルで抜け,京浜と富士北麓を結ぶ最短路として走り,昭和57年4月,国道413号に編入された。「国志」に「平野ヨリ道志村ニ越ユル山路ナリ,登リ下リ二里ニシテ道志ノ内長又村ニ至ル」とある。昔は鎌倉往還の裏街道であった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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