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新滝
【しんたき】


木曽郡王滝村,木曽川の支流王滝川に注ぐ大又川上流に合流する小股沢に懸かる滝。清滝とともに江戸末期頃から御嶽教信者の修験の場として身体の潔斎に滝水に打たれることで知られている。高さ約40m,幅5m程で,近くにある清滝よりは高いが水量は豊富ではなく,滝壷はない。厳寒期には凍結する。信者が多いのは7・8月で,周囲は広葉樹やヒノキが混在する。滝のかたわらに天保15年に創建された不動尊がある。御嶽への有料道路にある新滝バス停留所より登りは徒歩約10分。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7101404