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内津峠
【うちつとうげ】


多治見市池田と愛知県春日井市内津との県境にある峠。標高233.3m。峠を通る下街道(釜戸街道,現国道19号)はかつて美濃東部と名古屋を結ぶ重要ルートで,東濃産の陶磁器の搬出,善光寺(長野)参りやお伊勢参りの往来でにぎわった。明治35年国鉄中央西線名古屋駅~中津川駅間の開通で重要性は減じたものの,近年自動車輸送の進展でかつての盛況を取り戻したが,峠下のトンネル開通に伴い,従来の峠道はほとんど利用されなくなった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7104705