上保川
【かみのほがわ】

上ノ保川・上之保川とも書く。郡上(ぐじよう)郡高鷲(たかす)村大日岳東方に源を発し，白鳥(しろとり)町・大和(やまと)町を経て八幡(はちまん)町で吉田川に注ぐ。今は上保川の名は地形図から消えて長良(ながら)川のうち。河川延長約42km。川名は，郡上郡のうち栗栖(くりす)郷の方面を「上ノ保筋」と称していたことに由来する（白鳥町史）。「郡上郡史」に「古来鮎を名産とし山間の佳肴して最も珍重さる」とある。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7105572