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粥川
【かゆがわ】


「かいがわ」ともいう。郡上(ぐじよう)郡の南部にあって,瓢ケ岳(ふくべがだけ)を水源とする長良(ながら)川の1支流。東流して刈安で合流する。延長約7km。平安期の瓢ケ岳の鬼退治伝説と星宮神社の高賀山信仰に基づいて放流されたウナギが,神の使者であるとして保護されてきた。粥川のウナギは国の天然記念物に指定され,河口から星宮神社付近までの4kmの間がその生息地となっている。流域は,杉材の生産が盛んである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7105625