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神原峠
【かんばらとうげ】


吉城(よしき)郡古川町太江(たいえ)と神岡町柏原の境界にある峠。標高872m。「太江村より高原郷の内,柏原村へ行道あり,太江と柏原の間,境の所は峠なり,境木に梨木2本有」(国中案内),「樺木群生たる故,名に負たらむ」(後風土記)などと見える。現在使用中の路線が明治19年に開通,大坂峠に加わって越中東(中)街道の要路となり,昭和13年峠下に長さ180mのトンネルが開通。しかし,同43年11月国道41号が数河(すごう)高原経由で古川~神岡を結ぶようになって交通量が減少。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7105693