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五六川
【ごろくがわ】


本巣郡真正(しんせい)町大字十四条から同郡穂積町祖父江(そぶえ)で犀(さい)川に合流するまでの延長7,575mの川。根尾(ねお)川扇状地の伏流水が湧出したものを主に,農業・生活用水などを集め,次第に水量を増していく。流域は大部分後背湿地から成る低湿地の水田地帯で,右岸に五六輪中,左岸に牛牧(うしき)輪中がつくられ水害の多かったところ。東海道本線をくぐるあたりは水害を防ぐための洪水時における遊水地を兼ねて川幅も広い。近年従来の堤防に盛土を行い,堤防の強化をはかっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7106179