日和田峠
【ひわだとうげ】
益田(ました)郡萩原町古関と馬瀬(まぜ)村名丸(なまる)との境にある峠。標高762.9m。位山(くらいやま)分水嶺山脈の支脈,馬瀬山脈を東西に横切って山之口川・飛騨川沿いの地域と馬瀬川流域を結ぶ峠の1つ。「益田郡誌」に「延長一里余,幅九尺にして,人馬通ず」とある。かつては北方の連坂峠が主要通路であったが,高山本線開通後,日和田峠の往復が頻繁となった。昭和12年日和田トンネル,昭和52年新日和田トンネルが開通。主要地方道萩原大原(おつぱら)線が通過。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7108339 |