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牧川
【まきがわ】


武儀(むぎ)郡洞戸(ほらど)村から美濃市安毛(あたげ)まで14kmに及ぶ板取川下流部の俗称。右岸より寺尾川・半道(はみち)川・神洞(かんぼら)川,左岸より乙狩(おとがり)川・矢坪(やつぼ)川・片知(かたち)川の各支流が合流し,合流地付近では狭い谷底平地が広がり,集落が発達している。「新撰美濃志」の「牧渓(まきだに)八郷」(長瀬村・片知村・蕨生(わらび)村・上野(かみの)村・乙狩村・小倉(こくら)村・御手洗(みたらい)村・神洞村)は,牧川の清水を利用した美濃紙の主産地として古くより知られた美濃和紙の里である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7108628