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錦ケ浦
【にしきがうら】


熱海市,熱海港南部の魚見崎一帯の海岸。曽我山が海に面する所で,50mに達する断崖絶壁の海食崖は雄大である。崖の下にはかぶと岩・えぼし岩・びょうぶ岩などの奇岩,雀ケ島・馬の背島などの小島,胎内くぐり・犬くぐり・観音窟などの海食洞もみられ,岩石海岸の特異な景観を示している。岩肌が朝日を浴びて五色に輝くことから錦ケ浦と名付けられたともいう。海岸沿いにはレジャーセンターが建設され,桜の名所でもあり,熱海市の観光資源となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7113302