御津川
【みとがわ】

宝飯(ほい)郡御津町と蒲郡(がまごおり)市の境界をなす国坂峠付近に発し，御津町金野・豊沢地区を東南に流れ，同町広石で南に流れをかえ，同町西方・泙野(なぎの)を経て，同町大草で三河湾に注ぐ。２級河川。流長4.33km・流域面積8.9km(^2)。中流部は住宅地域を流れるが，河床が高くたびたび氾濫し，特に左岸には町役場・公民館・中学校などがその浸水区域にある。下流部は住宅の少ない地域となるが，河口から約１kmの区域にはＪＲ東海道本線・東海道新幹線・国道23号が横切る。昭和34年の伊勢湾台風を契機に河口に高潮防潮堤・高潮樋門を設置。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7123622