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庄司谷川
【しょうじだにがわ】


庄司川ともいう。櫛田川の支流。高見山地中部の庄司峠南麓に源を発し,南流して飯南郡飯高町赤桶(あこう)で東又川を合わせ,赤桶橋近くで櫛田川に合流する1級河川。流長約2.8km。庄司峠を源とすることにちなむ。当川の沿道は,北畠氏の居城美杉村多気と和歌山街道を結ぶ最短コースとして,明治期まではよく利用された。上流にはツツジの群生で知られる荒滝不動があり,春の祭礼には近郷近在から訪れる人が多い。近くには荒滝キャンプ場があり,夏季にぎわう。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7127298