白藤の滝
【しらふじのたき】
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阿山郡伊賀町山畑(やばた)にある滝。高さ15m。明治29年の大洪水により,滝口が決壊し滝壺も埋没したが,水量は豊富で昔のままの美観をなす。滝付近に祀られた不動尊は,霊験あらたかで近郷より訪れる人も多い。この上流には,いくつかの小さい滝があって,清流にはアメゴなどが生息し,特に晩秋の景観がよい。滝名の由来は,白いしぶきが立ち込める様子が,白藤の垂れるのに似ていることによるという(新編伊賀地誌)。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7127345 |