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赤神山
【あかがみやま】


八日市市北東部の山。標高約350m。別名太郎坊山。中腹に太郎坊宮として厄除開運・商売繁昌の神として信仰を集めている阿賀神社がある。阿賀神社は,聖徳太子が瓦屋寺を建てたとき創建したものといい,のち伝教大師が参籠し,神徳を得て社坊を建て,廟社を守護したという伝説がある。かつて修験者の道場であった。太郎坊とは,天狗のことで「太郎坊山の天狗」の伝説は当時の行者の姿を伝えたものといわれている。麓から本殿まで700段ほどの石段が続き,両側には340余の鳥居が立ち並ぶ。山頂付近には巨岩奇岩が多く,岩登りの練習場ともなっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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