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お池白水の滝
【おいけしらみずのたき】


坂田郡米原(まいばら)町大字醒ケ井(さめがい)・上丹生(かみにう)の谷山の入口付近にあった滝。カルスト山地の山腹から湧き出した水が,雄滝・雌滝の2条に分かれて落下するさまは「銀縄垂下して布を晒すに似たり」(坂田郡志)というほど壮観であった。昔,霊山寺の僧房の米のとぎ水が地下にくぐり滝になったという伝説をもつ。昭和47年のダム工事により消滅。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7130859