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押立山
【おしたてやま】


愛知(えち)郡湖東町大字平柳にある山。鈴鹿(すずか)山地の一峰。標高771.8m。山腹には白山権現を祭神とする押立神社がある。現在は押立山財産区の管理下にあり,総面積365haのうち,60%が植林され,40%が雑木林になっている。植林されている内訳は60%がヒノキで,残り35%が杉,あとの5%が赤松となっていて,かつてはマツタケが採集されていた。昭和37年までは薪炭の製造もみられたが,現在ではまったくその影も見られない。年間2町歩ぐらいずつ植林が行われている。山は東部が萱原(かやはら)熔結凝灰岩から成り,西部は秦荘(はたしよう)石英斑岩から構成されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7131230