関浜
【せきはま】

「輿地志略」に「今堅田と号する地是也。或は関屋浜ともいう。相伝往古関ありて船の往来を改めし地也。故に号すという。此地の土人，古尊氏将軍よりの免許を得て往来の船の十分の一を取り之を杓銭(しやくのぜん)という。今はなし。此処より湖東木浜に至る二十一町。船渡あり。堅田の渡十八町というは此渡の事也」とあるが不詳。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7133164