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内裏野
【だいりの】


甲賀郡信楽(しがらき)町大字黄瀬(きのせ)にある丘陵地。標高290m前後で,寺野または土田山とも呼ばれている。ここは奈良朝の盛時,天平14年から17年の3年間に聖武天皇が都城として造営された紫香楽(しがらき)宮跡であり,甲賀大寺(紫香楽寺)跡である。東西90m・南北110mにおよぶ丘陵地には,建造当時の330余個の礎石がほぼ東大寺式の伽藍配置をなして残っている。大正15年国史跡に指定。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7133390