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椿坂峠
【つばきざかとうげ】


「つばえざかとうげ・つばいざかとうげ」ともいう。伊香(いか)郡余呉(よご)町の北部国道365号(旧北国街道)の椿坂と中河内(なかのかわち)のほぼ中間に位置する峠。標高497m。高時川と余呉川とを分水する。椿坂から峠まではつづらおれの急坂,峠より中河内までは緩やかな坂道となっている。大国(だいこく)山(892m)の西に伸びる尾根が,柳ケ瀬(やながせ)断層線上に形成した鞍部で,険しい絶壁が続き,古くから交通の難所となっていた。第2次大戦後,本格的な改修工事が進められた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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