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日杉山
【ひすぎやま】


近江八幡市孫平治(まごへいじ)町と小船木(こぶなき)町の境の山。市町村合併前は八幡町と岡山村の境界だった。本来は檜杉山と書き,檜や杉が茂る山地だった。標高148mの丘陵で,鶴翼(かくよく)山(通称八幡山)から続く一尾根であったが,天正年間豊臣秀次が八幡堀を掘削後,孤立した山地となった。東部山麓には,八幡城下町形成時代に安土(あづち)から移築した洞覚院(浄土宗鎮西派)などの寺院がある。石英斑岩の山地で風化が進み,檜杉のおもかげはない。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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