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水口丘陵
【みなくちきゅうりょう】


鈴鹿(すずか)山麓から湖東(ことう)平野にかけて,南東から北西方向にのび,北を日野(ひの)川,南を野洲(やす)川にはさまれた県下最大の古琵琶(こびわ)湖層群からなる丘陵。標高200~230mくらいの尾根が続き,鈴鹿山地との境界は250~360m付近にある。西部は花崗岩からなる鏡山(385m)の200m以下の山麓をとりまいている。水口の古城山(282m)も古生層の基盤が突出したものである。丘陵面には開析谷によって南北にかなり細かく刻まれている。丘陵面の西部を名神高速道路が通っており,南西部には湖南工業団地が開かれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7135364