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竜石山
【りゅうせきざん】


神崎郡と蒲生(がもう)郡の境界にある繖(きぬがさ)山の西尾根一帯の総称。標高210mの瓢箪(ひようたん)山を最高峰とし,常楽寺山(154m)が続く。常楽寺山は古くは鳥坂長峰といわれていた。小高い尾根の続く当山地は蒲生郡安土(あづち)町と八日市市に通じる交通の障害となっていた。古来からの鳥打峠・南腰越の峠がある。一帯の山林は区有林であり尾根によって名称が異なる。浸食がはげしく小さな涸川がいくつかあり砂走(すわせ)といわれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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