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兜山
【かぶとやま】


船井郡瑞穂(みずほ)町にある山。土師(はぜ)川支流の井尻川・東又川の両河谷の間に位置し,標高429m。山名は,その山容に由来する。かつて毎年8月24日の虫供養の際に,かがり火で山を縦横帯状に掃伐し,兜に似せるという習俗があった。天正年間,明智光秀が福知山攻略の時,当山に登り,脱兜して策略をめぐらしたという伝説がある(瑞穂町教育委員会)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7138279