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清滝川
【きよたきがわ】


京都市北西部を南流する川。北桑田郡京北(けいほく)町との境,北山山塊中の飯森山に源を発して愛宕(あたご)山東麓を南へ流れて保津川(桂川)に合流する。延長21km・流域面積68.8km(^2)。清滝川に沿って国道162号(周山街道)が通じる。上流部は北山杉の産地。中流域には三尾(さんび)と呼ばれる紅葉の名所がある。周山街道が嵐山高雄パークウエーと合流するあたりが高雄,槇尾(まきのお)・栂尾(とがのお)が北に続く。神護寺・西明寺・高山寺と由緒の古い寺があり,さらに栂尾の北には峰山がそびえる。支流に大森川・真弓川(杉坂川)・水谷川がある。下流に下六丁峠や愛宕詣での人々の足に試練を与えるところから呼ばれた試(こころみの)峠がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7139464