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呉弥山
【ごややま】


亀岡市の北部にある山。同市馬路町池尻と上池の間に位置し,標高170m。山名の呉弥は,午夜のあて字で真夜中の意味があり,黄泉国のある山という。東と北に3つの大池がめぐらされ,巨大な自然の古墳を想定した山名か。古生層の独立丘陵であり,断層により生じた残留地塊。西方の尾根筋一帯にかけて約30基の古墳群(池尻古墳)があり,古墳群に包まれるようにして曹洞宗荘厳山光徳寺がある。山上には岩鍋山岩平寺跡がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7140051